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2026.08.04スーパーカー・電装診断八王子・多摩地区

【八王子・多摩の輸入車整備】フェラーリ360モデナ|エアバッグ警告灯が消えない原因を診断・修理

フェラーリ360モデナ 白 八王子の輸入車整備工場LABOに入庫した車両外観

フェラーリ 360 モデナ(GH-F360)/ 2004年式

「ステアリングを交換してから、エアバッグの警告灯が消えない」——今回はそのご相談で、フェラーリ360モデナ(GH-F360)をご入庫いただきました。故障コードを消去しても再点灯するケースは、コードの原因そのものが残ったままであることがほとんどです。今回の診断と修理の流れをご紹介します。

車両情報

「コードを消しても、また点く」——その原因はどこにあるか

エアバッグ(SRS)警告灯が点灯したとき、診断機で故障コードを消去すれば一時的に消灯します。しかし根本的な原因が残ったままだと、エンジンを再始動した時点で再点灯します。

今回のケースも同様でした。ステアリングを脱着した後から警告灯が点灯し続けており、コードを消去しても再点灯する状態でした。こうした場合、まず疑うべきは「ステアリング脱着の際に配線に何らかの影響が出ていないか」という点です。

診断:配線の取り回しに問題を発見

専用診断機でSRSシステムのコード内容を読み取り、ステアリング周辺の配線とコネクターの状態を点検しました。

フェラーリ360モデナ ステアリング周辺のエアバッグ配線 取り回しが乱れコネクター部分に負荷がかかっている状態
点検時に確認された配線の状態。取り回しが乱れ、無理な力がかかっていた

確認すると、エアバッグ配線の取り回しが乱れており、コネクター部分に継続的な負荷がかかっている状態でした。これが警告灯の点灯原因でした。

スーパーカー・輸入車のSRSシステムは、配線の状態に敏感に反応します。取り回しのズレや接続部への負荷がわずかでも、システムが異常と判断して警告灯を点灯させることがあります。

フェラーリ360モデナのリアガラス越しに見える3.6L V8エンジン
360モデナのリアミッドに搭載された3.6L V8エンジン。電子制御システムも複雑に組み合わされている

修理:配線の整理・固定とコード消去

配線を適切なルートに整理し直し、コネクターへの負荷がかからない状態に固定しました。接続部の状態も再確認し、確実に組み付けたうえで専用診断機でSRSの故障コードを消去しました。

その後、エンジンを再始動して動作確認を繰り返した結果、警告灯は再点灯せず正常に消灯した状態が維持されました。

故障コードを消せば警告灯は消える。しかしそれは「原因を直した」ことではない。コードが示す原因を特定して初めて修理が完結する。

エアコンガス真空引き・充填

続いて、もう一つのご依頼であるエアコンシステムのメンテナンスを実施しました。

専用機材を使用して回路内を真空引きし、内部に残った空気や水分を除去します。真空保持を確認した後、規定量のエアコンガスを充填しました。

回路内に空気や水分が混入したままガスを充填すると、冷却性能の低下やコンプレッサーへの負担増加につながります。真空引きは冷却性能の維持だけでなく、システム全体の保護にもつながる工程です。最後に吹き出し温度と作動状態を確認し、正常な冷却性能を確認して作業完了です。

作業完了

よくあるご質問

フェラーリのエアバッグ警告灯が消えない場合、どんな原因が考えられますか?
SRSシステムの故障コードが記録されたままになっている、配線やコネクターに不具合がある、センサー類の異常など複数の原因が考えられます。故障コードを消去しただけでは根本原因が残っていると再点灯します。専用診断機でコードの内容を読み取り、原因を特定したうえで修理する必要があります。
ステアリング交換後にエアバッグ警告灯が点灯するのはなぜですか?
ステアリングを脱着する際に、エアバッグ(SRS)システムの配線やコネクターに無理な力が加わったり、取り回しが乱れたりすることで警告灯が点灯する場合があります。この場合、コードを消去するだけでは再点灯することが多く、配線の状態を点検して根本原因を修正する必要があります。
エアコンの真空引きはなぜ必要ですか?
エアコン回路内に空気や水分が混入したままガスを充填すると、冷却性能の低下やコンプレッサーへの負担増加につながります。真空引きで回路内を一定時間負圧にし、空気・水分を除去してから規定量のガスを充填することで、正常な冷却性能を確保できます。
八王子・多摩地区でフェラーリのエアバッグ警告灯の修理に対応していますか?
当店(八王子市左入町)では、フェラーリをはじめとするスーパーカー・輸入車のエアバッグ警告灯の診断・修理に対応しています。立川市・日野市・国立市・府中市・調布市・昭島市・あきる野市など、多摩地区全域からご入庫いただいています。

八王子・多摩地区でフェラーリ・スーパーカーの診断・整備なら

当店では、フェラーリをはじめとするスーパーカー・輸入車の電装診断と整備に対応しています。

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